ガスに負けないくらい麺が躍ります|大型電気式釜(アルミ鋳造方式によるヒータ鋳込み)
消防法などでガス式調理器が使えない場所で、電気式厨房機器ができないかと相談をいただきました。
顧客のお困りごと
- 今までガス式の大型茹麺器を使用していた
- 電気式の大型茹麺器が販売されていない
- 市販の小型電気鍋で麺を茹でてみたが、全面沸騰するだけで麺が鍋で踊らない
課題
- 課題1
- 市販の小型電気鍋では麺が踊らない
- 課題2
- 麺投入により湯温が低下。再沸騰に時間がかかり、茹で時間が長い
- 課題3
- 鍋の湯温にばらつきがあり、麺の茹でムラができる
日本電熱の提案
アルミの鋳造方式でヒータを鋳込み、大型の電気式釜を提案・製作。
耐食性を高めるため純アルミインゴット(鋳込み材料)を使用し、茹でるときの麺の対流を促すため、ヒータ配列を考慮(片側のみ配置)しました。
- ポイント1
- 耐食性の向上
- 純アルミインゴット(鋳込み材料)
- ポイント2
- 麺の対流性を向上
- ヒータ配列を考慮(片側のみ配置)
大型電気式釜で解決できたこと
電気式でしかも大型の釜で、熱伝導の良いアルミ製の釜ができました。
結果、耐食性も良く、バーナー等の交換なく長く使ってもらうが可能に。
また、麺の対流ができるため、茹で時間の短縮と茹でムラの解消の結果、お店の方に満足してもらえる茹で麺器となりました。
日本電熱の課題解決技術
- 耐食性能向上による長寿命
- ヒーター配列による熱流体制御技術
担当者の声
現状の電気釜に対し不満がある方や、熱の通しにくい特殊な麺を扱っている方など、一度お声をかけていただければと思います。産業用、流体加熱、耐食性の向上でご提案させていただきます。
代表取締役社長
松田 博幸
大型電気式釜のソリューション事例
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高い要求に対し経験と技術で最適なヒーターを提案します。様々な問題点に対し取り扱う製品を基に既製品にはないオーダーメードの新製品も製作することが可能です。