【防爆】PCB分解処理プロセス用熱媒加熱ヒーターの開発
国内初の本格的PCB分解処理プラント。
そのプラントでの処理プロセスで使う熱源「低発火点条件での防爆熱媒加熱ヒーター」を信頼ある防爆検定品として欲しいというご相談でした。
PCBとは
化学的に合成された有機塩素化合物の一つで、ベンゼン環が二つ結合したビフェニルと呼ばれる物質に含まれる水素(10個あります)が塩素に置き換わった化学物質です。置き換わった塩素の数や位置により209種類の異性体があって、これらを総称してPCB(ポリ塩化ビフェニル)といいます。
PCBは、無色透明で化学的に安定で、耐熱性、絶縁性や非水溶性など優れた性質を持っていたため変圧器やコンデンサ・安定器などの電気機器用絶縁油や感圧紙、塗料、印刷インキの溶剤などに、幅広く利用されました。
PCBは、生体内にたやすく取り込まれしかも残留性が高く、皮膚障害などの慢性毒性が認められます。
(東京都環境局サイトより引用)
課題
- 低発火点条件での防爆熱媒加熱ヒーター
- 信頼ある防爆検定品が欲しい
日本電熱からの防爆提案
- 周囲の可燃性ガスの発火温度が低いため、機器周囲に保護ガスを圧入
- 可燃性ガスの侵入を防ぐ内圧防爆構造を採用
解決できたこと(防爆)
PCBの分解処理という社会課題に対し、適切で安全な熱媒加熱ヒーターをご提供。
少しでも社会貢献することができました。
日本電熱の防爆製品のご案内
高い要求に対し経験と技術で最適なヒーターを提案します。様々な問題点に対し取り扱う製品を基に既製品にはないオーダーメードの製品も製作することが可能です。
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